GXSは11月7日、米国の大手半導体メーカーであるAvago Technologiesが、全世界160社以上との取引を効率化することを目的にGXSの「Managed Service(マネージド・サービス)」を採用したことを発表した。
Agilent TechnologiesからスピンアウトしたAvago Technologiesは、営業機能をサポートできる包括的なB2Bプログラムを速やかに立ち上げる必要があり、さまざまな標準書式やプロトコルをサポートし、かつ顧客やサプライヤーとの効率的な統合をグローバル規模で実現できる企業間電子商取引サービスを探していた。
年間10万件以上の電子データを決裁処理する同社は、GXSのManaged Serviceを導入することで、Agilent Technologiesからの分離独立をスムーズに進めつつ、顧客や取引先に負担をかけることなく、今後の発展に向けた効率的なB2Bモデルを構築。これにより、社内のリソースをERPシステムの稼動に集中させることができたという。