フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンは11月15日、サンハヤトの2チャンネルモータドライバモジュールの新製品「MM-531」に、フリースケールのモータドライバIC「MPC17531」が採用されたことを発表した。
MM-531は、フリースケールのモータドライバICであるMPC17531を周辺回路とともに圧入ピンを使用の16Pin DIPサイズ基板に実装したモジュール。超小型ながら0.7Aの容量を持つHブリッジ回路を2チャンネル搭載。小型DCモータ、ステッピングモータの駆動を制御できる。
フリースケールの8ビットマイクロコントローラ(MCU)を搭載したサンハヤト製CT-298 MCU評価カード、またはモニタプログラム書込み済みDIPパッケージMCU SF9S08Cと組合せることで、容易にMCUによるモータ制御回路が実現できる。
MPC17531は、フリースケールのSMARTMOSプロセスを採用。小型パッケージでありながら高電流出力を実現した高効率な2チャンネルHブリッジパワーICで、カメラやハードディスクドライブなど、ポータブル家電製品のバイポーラステップモータやブラシモータに搭載されている。
MM-531は、秋葉原のツクモ ロボット王国など、全国の電子部品取扱店で、2006年10月20日より販売が開始されている。