NECは12月1日、PLC(高速電力線通信)事業の新組織「エネルギーソリューション事業部 PLC推進センター(PLC推進センター)」を同日付で設立したと発表した。同センターをPLC事業の中核に据え、今後5年で200億円規模のビジネスに成長させる。
「PLC推進センター」は、当初20名程度の人員で構成。NECグループ全体のPLC事業を統括し、高速PLCモデムやPLC組み込み製品の販売、システムインテグレーション事業でのPLC活用の促進、PLCを利用したサービスソリューションの開発などを手がける。
NECでは10月に総務省が省令改正を行い、屋内でのPLC利用を許可したことを受け、市場参入を表明していた。新組織の設立でPLC事業を本格化すると同時にグループでの研究開発も加速させる。