ベニックソリューションは、SAPジャパンのERPパッケージ(統合基幹業務パッケージ)導入テンプレート「SAP Best Practices」をベースとした、SAP ERP導入キット「B-item from SAP Best Practices」を開発した。開発を一部委託したパナソニックCCシステムコンサルティング(PCCSC)とともに、出荷を開始した。
この導入キットは、ベニックソリューションが行ってきた親会社の川崎重工業や他企業でのSAP ERPの導入経験を、SAPジャパンがリリースしたSAP Best Practicesに反映し、組立型製造業への業務の適用率をより高めたものとして開発された。
個別受注から量産品まで幅広く適用できるソリューションとして出荷される。導入手順書やシステム設定書のほか、実業務に展開できる業務フローが含まれる。
また、システム運用負荷の軽減を目的としたオプションとして「運用監視ツールキット」「運用受託サービス」も用意されている。
年間8社程度への導入を目指す。