シスコは1月10日、中古車流通大手ガリバーインターナショナルの子会社であるハコボーが同社のユニファイド コミュニケーション ソリューションを導入したことを発表した。
ハコボーは、ネットワーク設計を含めたシステムインフラを一新したいと考え、さらに2006年10月の本社移転を機にシスコのユニファイド コミュニケーションを採用。初期段階からコールセンター的な使い方ができること、拠点展開が容易なこと、拡張性などを評価した。
同社の新しいネットワークは、コアスイッチに「Cisco Catalyst3750」を冗長構成で置き、カスケード接続された複数の「Cisco Catalyst3560」の下に、約150台のIP電話端末「Cisco Unified IP Phone 7961G」が接続されている。
呼制御サーバには、「Cisco Unified CallManager」を冗長構成で利用し、営業担当者の外出先からの電話にはソフトフォン「Cisco IP Communicator」を利用している。なお、適応型セキュリティアプライアンス「Cisco ASA 5510」で安全な通信を確保しているという。