コマース21は2月14日、Web2.0対応のECサイト構築パッケージソフト最新版「Commerce21 Sell-Side Solution バージョン4.0」の販売を、2007年3月1日より開始することを発表した。最新版は、マーケティング機能の強化やアプリケーションキャッシュによるキャパシティの向上などの機能が強化されている。
マーケティング機能の強化では、ユーザーインターフェースにAjax技術が採用されたほか、商品情報のRSS配信や商品の評価/コメントなどのカスタマーレビュー機能を標準で実装。Web2.0時代のECサイトに求められる機能を追加している。また、会員未登録の訪問ユーザーでもお気に入りやカートの利用が可能。過去の訪問履歴に基づき、オススメ商品のレコメンデーションが可能な3モードセッションによるワン・ツー・ワンマーケティングの機能が強化されている。
また、アプリケーションキャッシュによるキャパシティ向上では、商品検索結果などデータベースへのリクエスト結果をアプリケーションサーバのメモリ上に一時的に格納するアプリケーションキャッシュ機能により、データベースの負荷を低減し、従来の5倍程度の表示に対応できる。
Commerce21 Sell-Side Solution バージョン4.0は、すでにNTTデータのECサイトASPサービス「ECBOX SmartASP」に採用されている。