NECソフトは3月19日、メールフィルタリング製品「GUARDIANWALL」とメール暗号化製品「PGP Universal」を連携させた「GUARDIANWALL+PGP」ソリューションの提供を開始した。
GUARDIANWALLは、NECソフトが2000年から提供してきたメールセキュリティソリューション。今回、同社が米PGPのメール暗号化ゲートウェイソリューションであるPGP Universalを製品ラインアップに加えたことで、機密情報を含むメールをゲートウェイで自動的に暗号化し、より安全な環境でメール送受信ができるソリューションとして提供できるようになった。
同ソリューションでは、GUARDIANWALLによってメールサーバを通過するすべてのメールを検査・保存。さらに、PGP Universalによって、送信許可がおりたメールのうち、個人情報や機密情報を含む重要なメールを暗号化して外部に送信する。この一連の流れは自動的に連携して行われるため、利用者に負荷がかかることはない。
価格は、50ユーザーで289万円(税別)から。今後3年間でSIサービス、保守を含めて3億円の売り上げを目指す。
なお、PGP Universalは、マクニカネットワークを通して単体でも販売する。