東芝、国内企業向けPCの販売を東芝情報機器に集約、保守サービスも一本化

WebBCN (BCN)

2007-03-23 10:54

 東芝(西田厚聰社長)は3月22日、国内での企業向けPCの販売、個人・企業向けPCの保守サービス事業を強化するため、東芝パソコンシステム(矢島勝美社長)のPC販売・保守事業を4月1日付で東芝情報機器(山下文男社長)に集約すると発表した。これにより、国内PC販売・保守体制を整備・統合し、販売力・サポート力を高める。

 これまで国内PC販売事業は、主に個人向けは東芝コンシューママーケティング(小野聰社長)が、企業向けは東芝情報機器と東芝パソコンシステムが行ってきた。今後は、企業向け販売事業を東芝情報機器に集約し、東芝パソコンシステムが持つシステムソリューション力を、東芝情報機器の販売力を通じて提供する。

 PC 保守サービス事業は、主に個人向けを東芝パソコンシステム、企業向けを東芝情報機器が行ってきたが、今後は東芝情報機器に一本化する。これにより、個人向け・企業向け保守サービスやコールセンターを統合・共有化することで、サポート品質の向上、サービスメニューの拡充を目指す。

 今回の体制強化により、企業向けPCについては国内の全販売チャネルを東芝情報機器が担い、販売部門と保守サポート部門を全国規模で一体運営することで顧客満足度を高める。また、従来から東芝情報機器が得意としているソリューション事業をPC販売、保守サービス事業とシナジーさせながら、ワンストップソリューションを展開する。

 東芝情報機器では、全国の営業拠点を東日本営業統括部(東京)、西日本営業統括部(大阪)として傘下拠点を再編するとともに、新たにPC保守サービスのための西日本修理センターを新設し、東日本修理センターとあわせて保守サービス体制を強化する。

東芝=http://www.toshiba.co.jp/
東芝情報機器=http://www.toshiba-tie.co.jp/
東芝パソコンシステム=http://www.toshiba-tops.co.jp/

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]