ウイングアークテクノロジーズは4月5日、オムロングループで人材派遣を担うオムロンフィールドエンジニアリング(OFE)が経営コックピットの刷新で同社の多次元高速集計検索エンジン「Dr.Sum EA」、「Dr.Sum EA Visualizer」を導入したことを発表した。
OFEでは、データ可視化のためのグラフ化作業に手間と時間がかかるため、業務データを頻繁に情報として配信できないという課題を抱えていた。そこで、企業経営に関わるすべての情報を必要なタイミングで引き出せる仕組みを検討。同社は現場情報の提供と経営戦略の浸透をはかる経営コックピットの構築に取り掛かり、コスト面やグラフの見やすさなどを評価して、Dr.Sum EAを採用した。
同システムは、2006年6月に第1次稼動を開始し、カスタマーエンジニア同行情報分析や経営情報分析、品質管理情報分析など、迅速な意思決定を後押しする集計・分析ツールとして活用されている。2007年3月から、Excelアドイン機能の全社展開も実施中だ。