NECは4月23日、サービス提供用基盤システム(サービスプラットフォーム)向け構築ソリューションの販売を開始した。
この構築ソリューションは、他社や個人などへの各種サービス提供時に必要な基盤システムを構築するための、企業向けソリューション製品。NECのミドルウェアや各種システムを組み合わせて全体を構成するほか、コンサルティングサービスも用意する。
「アプリケーションサービス領域」「基本サービス領域」「プラットフォームマネージドサービス領域」という3つの領域が対象。各領域で提供可能なサービスは以下の通り。
- アプリケーションサービス領域:「コラボレーション」「業種(業種特有のサービス)」「映像」というアプリケーションサービス
- 基本サービス領域:「情報管理/活用」「セキュリティ」「コミュニケーション」などの業種を問わないサービス
- プラットフォームマネージドサービス領域:「自律型統合運用管理基盤」「オンデマンドホスティング基盤」「オンデマンドストレージ基盤」「オンデマンドシンクライアント基盤」を組み合わせたマネージドプラットフォームサービス
NECでは、今後3年間で約8000億円の同構築ソリューション出荷を目指す。