EDSジャパンは5月15日、レガシーシステム再構築サービス「AMOD-Applications Modernization Services」を発表した。サービスの価格と期間は個別見積もりとなる。
同サービスは、レガシーシステムのアプリケーションを最新システム基盤に移行/再構築する作業を体系化し、ユーザーに提供する。EDSジャパンでは、「老朽化したレガシーシステムを抱える顧客をAgile Enterprise(柔軟で俊敏な企業体)に変革し、企業価値を高めることが目的」としている。
移行/再構築の計画を企画/立案する「アセスメント・サービス」と、7つの具体的作業を組み合わせて計画を進める「モダナイゼーション・サービス」という2つのサービスメニューで構成する。モダナイゼーション・サービスでは、以下の作業を行う。
- Re-Learn:レガシーアプリケーションのコードおよび関連ドキュメントの解析/レポート
- Re-Factor:レガシーアプリケーションのパフォーマンスおよび保守性の向上を目的とするコード改修
- Re-Host:レガシーアプリケーションを安価なハードへ移行
- Re-Interface:ユーザーインターフェース統合/再構築やシステム連携部の再構築によるサービス指向アーキクチャ(SOA)移行
- Re-Architect:.NET/J2EEによるレガシーアプリケーション再構築
- Replace:レガシーアプリケーションのパッケージソフトなどへの置き換え
- Retire:レガシーアプリケーションの廃止