SAPジャパンと日立製作所は5月24日、SAPジャパンの手がける全ソリューション分野で協業すると発表した。両社は共同事業計画を策定し、マーケティングや新商品開発、販売活動で協力していく。
今回の協業は2006年に続くもので、両社は「さらに戦略的な共同事業計画を策定する」としている。日立におけるSAP関連ビジネスおよびSAPライセンスに関する金額的な共同事業目標を設定するとともに、両社のマネジメントも参加する運用、管理体制を整えた。
日立グループは現在1045人いるSAP認定コンサルタントを増強し、新たに200人を育成する。同グループ内でSAPビジネス関連情報の共有化を推進するとともに、SAP認定コンサルタント育成計画やプロジェクト支援計画の共有も行う。
SAPジャパンは、SAP関連プロジェクトの状況を日立と共有するなど、プロジェクト支援体制を整備する。