ストレージに直接アクセス--NTTデータ、ネットブート型シンクライアント開発

CNET Japan Staff

2007-06-26 11:15

 NTTデータは6月25日、ディスクレスPCを利用することで情報漏洩防止、端末運用管理の効率化などを実現するネットブート型シンクライアント「CoreBoot」を開発したことを発表した。

 新製品は、PCのOSやアプリケーションなどのプログラムとユーザーが作成したデータなどすべての情報をiSCSIストレージ装置に集約し、必要に応じてそれらの情報をディスクレスPCに読み込んで利用するネットブート型シンクライアント。NTT情報流通プラットフォーム研究所が開発した技術「STRAGEX」を採用し、iSCSIプロトコルによってサーバを介さずにストレージ装置へ直接アクセスできる仕組みを備えている。

 同社は、情報漏洩防止、運用管理の効率化、および高いユーザビリティをアピールポイントとして、NTTデータエンジニアリングシステムズと共同で製造業向けの情報漏洩対策ソリューションの展開を図る。

図 CoreBoot端末100台を稼働させる場合の構成例

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]