NTTデータは6月25日、ディスクレスPCを利用することで情報漏洩防止、端末運用管理の効率化などを実現するネットブート型シンクライアント「CoreBoot」を開発したことを発表した。
新製品は、PCのOSやアプリケーションなどのプログラムとユーザーが作成したデータなどすべての情報をiSCSIストレージ装置に集約し、必要に応じてそれらの情報をディスクレスPCに読み込んで利用するネットブート型シンクライアント。NTT情報流通プラットフォーム研究所が開発した技術「STRAGEX」を採用し、iSCSIプロトコルによってサーバを介さずにストレージ装置へ直接アクセスできる仕組みを備えている。
同社は、情報漏洩防止、運用管理の効率化、および高いユーザビリティをアピールポイントとして、NTTデータエンジニアリングシステムズと共同で製造業向けの情報漏洩対策ソリューションの展開を図る。
