NECは6月27日、1台のサーバ(シングルサーバ)の可用性向上を実現するソフトウェア「CLUSTERPRO X SingleServerSafe」の販売活動を開始した。
SingleServerSafeは、OSやアプリケーションで起きるソフトウェア障害を自動で検知し、必要に応じてOSやアプリケーションを自動的に再起動することで、サーバ単体の可用性を向上するツール。
アプリケーションサーバには、「CLUSTERPRO X」シリーズのオプション製品として、監視エージェント「CLUSTERPRO X Application Server Agent for Windows」を提供する。この製品の販売活動も開始した。
両製品を組み合わせて使用することで、たとえばHA(高可用性)クラスタ構成がとれないウェブサーバやアプリケーションサーバに高い可用性を提供することができるという。
価格は、前者が10万円、後者が15万円。両製品とも6月29日から出荷する。CLUSTERPRO Xシリーズ全体で今後3年間に1万5000システムの販売を目指す。