マイクロソフト、患者視点での医療サービス提供に向けた構想を発表

吉澤亨史 2007年07月12日 19時51分

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 マイクロソフトは7月11日、患者の視点に立った医療サービスの実現に向けて「Connected Health Platform(CHP)構想」の提案を日本で開始すると発表した。医療現場でのIT利活用の推進を目指す。

 マイクロソフトは、CHPの具体的な特徴として、「複数の業務アプリケーションシステムの相互連携を実現すること」「セキュアな統一認証基盤による円滑なシステム運用を実現すること」「システムを利用する医師、看護師、IT管理者などに、統一された使いやすいユーザーインターフェースを提供すること」の3点を挙げている。

 CHPの具現化を推進する取り組みの第1弾として、医療現場での実務レベルの医師、看護師、IT管理者を組織化した医療情報化推進協議会「Connected Healthcare Round Table(CHART)」を同日付けで設立した。また、さらに病院経営者、IT管理者、医師、看護師などを対象とした医療現場のIT利活用の啓発を目指した「IT体験プログラム」を全国規模で順次展開する。

 CHARTでは、現場の医療従事者を対象とした院内医療のIT利活用のニーズを可視化し、これらのニーズに対応する院内ITシステム実現を支援する。具体的には、患者、医師、看護師など医療現場の視点に立った使いやすい院内システムの実現を目指し、同社が提唱するCHPに関するハンドブックを作成し、オープンシステム環境下での先進的な医療機関の事例を共有してく予定。

 IT体験プログラムでは、医療機関での経営者、経営企画担当者、IT管理者、医師、看護師、医療従事者を対象に、院内医療のIT利活用をより促進するため、医療現場でのIT利活用の利便性の認知向上に向けた各対象者別のセミナーや体験機会を創出するプログラムを展開していく。今後は、院内医療における医療ソリューションの標準化を目指し、医療系ソリューションを提供するITベンダーとの協力も拡大していくとしている。

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