NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT、鈴木滋彦社長)は7月30日、中小企業を対象にしたIP-PBX「Pheasant(フェザント)」を8月1日に発売すると発表した。価格は34万1250円。施工費用、保守費などが別途かかる。
一般の加入電話回線に接続できるPSTNゲートウェイ機能を備えており、IP電話サービスがトラブルを起こした時のバックアップやIP電話ではかけられない電話番号へも発信できる。設定は、ブラウザから専用画面で行える。
最大同時20通話、電話機最大50台の収容が可能で、PBXが故障した場合でも、保守サービスセンターから故障の診断や復旧作業がリモートでできる。 NTT東日本、NTT西日本が提供しているの光ファイバーを使ったIP電話「ひかり電話ビジネスタイプ」の利用が可能。「ひかり電話オフィスタイプ」にも対応する予定。また、NTTドコモのFOMAと無線LANのデュアル端末「N902iL」を内線電話機として利用することもできる。