日本BEAシステムズは、具体的なユーザー事例をベースにサービス指向アーキテクチャ(SOA)に対応したリファレンスアーキテクチャから、SOA対応サービスインフラストラクチャ製品「BEA AquaLogic」製品群の実装までを、1日かけて実践的に学ぶことができる無償のトレーニング「SOA in Practice」の提供を開始することを近く正式に発表する予定だ。
SOA in Practiceは、情報システムのグランドデザインやアーキテクチャ策定に関わるアーキテクトやシステムコンサルタント、システムの計画/設計に関わるプロジェクトマネジャーやシステムエンジニアを対象としたトレーニング。「SOAとは何か」というSOAの基本から、アジア太平洋地域における事例の紹介、具体的なAquaLogicの実装まで、最新情報やデモを交えて紹介する。
これまで日本BEAでは、SOA構築のためのコンサルティングを個別に行う「SOA Consulting」を20社に、SOA Consultingのノウハウをパートナー企業の担当者向けに提供する「SOA Planning Workshop」を100名以上に、SOAの価値をパートナー企業の営業担当者に提供する「SOA University」を350名以上に提供してきた。
今回、同社では、ユーザー企業においてSOAが構築段階に入りSOAをリードするアーキテクト育成が急務となったこと、および最新情報や製品など、アーキテクトが必要とする具体的なSOAの要素が出そろったことから、SOAに対応したトレーニングのポートフォリオを拡大。SOA in Practiceの提供を開始することを決定した。
日本BEAシステムズ SOAビジネスデベロップメントの神沢正氏は、「SOA in Practiceは、SOAとは何かという基本から、ユーザー事例におけるより具体的なSOAの価値、そしてBEA AquaLogic製品群の最新情報まで体系的に提供することで、SOA適用をリードするアーキテクトが必要とする知識と支援を提供する。まさに“SOAただいま実践中!”というトレーニングを実施していきたい」と話している。
SOA in Practiceへの参加は、日本BEAのウェブサイトhttp://www.beasys.co.jp/soaip/から申し込むことができる。