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日本BEA、Java EE 5準拠のアプリケーションサーバ最新版「BEA WebLogic Server 10J」を発表

山下竜大(編集部)

2007-04-12 08:51

 日本BEAシステムズは4月11日、アプリケーションサーバ製品の最新バージョン「BEA WebLogic Server 10.0J」とEclipseベースの統合開発環境「BEA Workshop for WebLogic 10.0J」、WebLogic Server 10.0Jをベースにしたポータル製品「BEA WebLogic Portal 10.0J」の提供を開始することを発表した。出荷の開始は、2007年5月9日を予定している。

 BEA WebLogic Server 10.0Jは、Java Platform, Enterprise Edition 5(Java EE 5)やEnterprise JavaBeans 3.0(EJB 3.0)など、最新のJavaテクノロジに準拠することで開発生産性を向上したほか、Webサービス機能を強化することで、SOAに対応したサービスの開発をより効果的に実現できる。また、クラスタリング機能の向上やサーバ上のJMSサービスを他のサーバに移動するサービスマイグレーション機能など、可用性を向上する機能も拡張されている。

 また、EJB 3.0に対応したJava Persistence API仕様に準拠して実装されたオブジェクトリレーショナル(O/R)マッピングソフトウェアである「BEA Kodo 4.1」を実装することで、商用リレーショナルデータベースとオープンソース開発フレームワークを組み合わせて開発する「ブレンド開発モデル」を拡張している。BEA Kodo 4.1は、「Open JPA」としてオープンソースコミュニティに公開したソフトウェアをBEA WebLogic Server 10.0J対応ソフトウェアとして拡張し、組み込んだものだ(関連記事参照)。

 BEA Workshop for WebLogic 10.0Jは、BEA WebLogic Server 10.0Jに無料でバンドルされる統合開発環境。オープンソースの開発環境であるEclipse 3.2およびWeb Tools Platform 1.5をベースに開発されており、Java、Java EE、Apache Beehiveなどのオープンソースをはじめ、Webサービス機能やポータル機能などを利用することで、WebLogic対応アプリケーションを効率的に開発することが可能。Eclipseプラグインとして設計されているので、他のEclipse用プラグインと組み合わせて利用することもできる。

日本BEAの廣川社長 日本BEAシステムズの代表取締役、廣川裕司氏。

 BEA WebLogic Server 10.0Jの1CPUあたりの価格は、シングルおよびデュアルコアが198万円、クアッドコアが297万円。BEA WebLogic Portalが1CPUあたり885万円となる。

 日本BEAシステムズの代表取締役、廣川裕司氏は、「BEA WebLogic Server 10.0Jの発表は、(1)SOA分野におけるAquaLogic製品群の浸透、(2)WebLogicおよびTuxedo製品のさらなる地位向上、(3)Web2.0対応ポータル事業の強化という3つの取り組みの中のひとつであり重要な意味を持っている。PAT(パートナー、AquaLogic、チーム)戦略に基づき、70社250名以上が参加する開発コミュニティの協力のもと、さらにリーダーシップを強化していきたい」と話している。

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