OSSのPBX AstariskにDoS脆弱性

荒浪一城

2007-08-01 19:30

 7月30日(デンマーク時間)、SecuniaはPBX(Private Branch eXchanger)であるAsteriskに、DoS(サービス拒否)攻撃の脆弱性が発見されたと公表した。

 Asteriskは、急速に普及しているオープンソースのPBXで、大規模な国内導入事例もある。今回の脆弱性は、IAX2 Channel Driverに見つかった。

 影響を受けるバージョンは、下記のとおり。

  • Asterisk Open Source 1.2.x: 1.2.20, 1.2.21, 1.2.21.1, and 1.2.22
  • Asterisk Open Source 1.4.x: 1.4.5, 1.4.7, 1.4.7.1 and 1.4.8
  • AsteriskNOW pre-release version beta6
  • Asterisk Appliance Developer Kit 0.5.0
  • s800i versions 1.0.0-beta5 to 1.0.2.

 解決策は、以下のバージョンにアップデートすること。

  • Asterisk Open Source 1.2.x: 1.2.23.
  • Asterisk Open Source 1.4.x: 1.4.9.
  • AsteriskNOW pre-release: Update to version beta7.
  • Asterisk Appliance Developer Kit: Update to version 0.6.0.
  • s800i: Update to version 1.0.3.

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]