前回の「楽々導入」の内容は、いかがだっただろうか。Asianux Server 3自体のインストールに加えて、Oracle製品導入の容易さが少しでも伝わればうれしい。前回分の原稿を書き上げた直後に、Asianux Server 3のアップグレード方法に関するメールがミラクル・リナックスから届いた。そこで、今回は、まず、このアップグレード方法からお伝えしよう。
専用アップデータで更新
前回紹介したレビューキャンペーンで入手したAsianux Server 3は、正式にはベータ3版であるらしい。今回ミラクル・リナックスから届いたメールによれば、Asianux TSN Updaterというツールによって、このベータ3版をベータ5版にアップデートできるそうだ。
さらに、今後提供が予定されているベータ6版や製品候補版にもアップデートできるらしい。今後、Asianux Sever 3を使い続けるかどうかは決めていないが、アップグレード方法がどのようなものであるかには興味がある。そこで、早速Asianux TSN Updaterを使ってみることにした。
インストール済みのAsianux Server 3 ベータ3版にもAsianux TSN Updaterは用意されていた。ただし、起動してみると、内容が英語表記である。そこで、ミラクル・リナックスからのメールで指定されたサーバから、最新のAsianux TSN Updaterを収めたrpmファイルをダウンロードする。
ダウンロードしたrmpファイルは、端末から次のように入力してインストールする。
インストールを終えたら、端末で“axtu”と入力しAsianux TSN Updaterを起動する。