シトリックス、仮想化技術ベンダーXenSourceを5億ドルで買収へ

文:Martin LaMonica(CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2007年08月20日 10時16分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Citrix Systemsは米国時間8月15日、オープンソース仮想化技術ベンダーのXenSourceを約5億ドルで買収する意向を明らかにした。

 Citrixは、サーバからデスクトップコンピュータにビジネスアプリケーションを配信する、いわゆるシンクライアントソフトウェアを開発している。

 XenSource買収により、同社はサーバ/デスクトップ仮想化市場への参入も目指す。

 今回の買収資金は、株式と現金を組み合わせて調達し、既得ストックオプションによる1億700万ドルの引き受けも行われる。

 「Xen」と呼ばれる同社のオープンソース「ハイパーバイザー」ソフトウェアを利用すれば、1台のコンピュータで複数のOSを同時に動かせるようになる。これは、複数のサーバを効率性の高い1台のコンピュータで代用するのに便利だ。

 Xenは最も普及しているRed HatとNovellの2種類のLinuxサーバディストリビューションに同梱されているほか、Microsoft Windowsにも対応している。XenSourceの市販製品「XenEnterprise」は、このXenソフトウェアがベースになっている。

 GartnerのアナリストTom Bittman氏によると、XenSourceの買収額は割高であり、買収元も意外な会社だという。

 同氏は、「Citrixが買収するのは予想外だった。IBM、HP、Oracle、場合によってはNovellやSymantecあたりの予想だった」と語っている。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
経営

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
研究現場から見たAI
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
内製化とユーザー体験の関係
米ZDNet編集長Larryの独り言
今週の明言
「プロジェクトマネジメント」の解き方
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
セキュリティ
セキュリティの論点
ネットワークセキュリティ
スペシャル
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
CSIRT座談会--バンダイナムコや大成建設、DeNAに聞く
創造的破壊を--次世代SIer座談会
企業決算を追う
「SD-WAN」の現在
展望2017
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
PTC LiveWorx
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
さとうなおきの「週刊Azureなう」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
中国ビジネス四方山話
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
実践ビッグデータ
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化