日本エフ・セキュアは9月14日、企業向け統合セキュリティ対策の最新バージョン「F-Secureアンチウィルス クライアントセキュリティ」Ver7.10の出荷を同日から開始すると発表した。また、「F-Secureアンチウィルス ワークステーション版」Ver7.10の出荷も同時に開始する。
F-Secureアンチウィルス ワークステーション版は、ウイルス対策、スパイウェア対策、集中管理機能などを搭載する統合セキュリティ対策ソフト。F-Secureアンチウィルス クライアントセキュリティではさらに、ルートキット対策、侵入検知機能、ファイアウォール、侵入防止機能、アプリケーション制御なども装備する。
両製品ともこのほか、モバイル環境での定義ファイル更新元の自動切換機能や、接続場所によりWindows端末のセキュリティレベルを自動的に切り換える機能も装備した。新版では、システム負荷を大幅に軽減し、動作プラットフォームにWindows Vistaが加わっている。これにより、F-SecureのWindowsクライアントの全製品がWindows Vista対応を完了したことになる。