(前回よりつづく)
「ディズニーランドか……」
さくらとの約束の日を数日後に控え、俺は複雑な気持ちだった。
二人きりの初デート……とまでは言いがたいマーケティングの勉強。
そのさくらの意図をどう捉えていいのか、俺には図りかねたのだ。
「ま、なるようになるか」
俺は淡い期待をなるべく持たないように、自分に言い聞かせパソコンに向き直った。
昼休みを終え、気だるげな午後の時間帯。
営業が出払い少し閑散とした社内で、俺に気を配るものは誰もいない。
俺はその隙間にすべり混むようにSLにインをする。
さくらとのデート(勉強?)まで数日ある。
それまでちょっと予習といくか。
……続きは、ブログ『「Second Love Story」〜あの頃の僕たちに〜』へ。
前回の復習
前回はテクスチャアニメーションの応用として、「速度に応じたタイヤの回転」を可能にするスクリプトを習った。そして、その過程で、「イベント」や「代入演算子」も習得した。
下図は、第20回で紹介したバイクだが、前回で1のテクスチャアニメーションが終了したとこになる。今回からは、2のパーティクルにいよいよ挑戦だ。これは面白くなりそうだ。
パーティクル〜実例〜
まず、「パーティクル」(粒子)どんなものか実例を見ていこう。下図がパーティクルの例である。暖炉の火(左上:Sundance Channel 51,168,73)、水しぶき(右上:Svarga 39,206,43)、噴水(左下:Svarga 211,125,34)、空から降る星(右下:avexisland 69,125,99)などがある。ただし、これらは図を見るだけでなく、是非、SIM(島)に行って直接見て欲しい。また、この他にも、さまざまなところでパーティクルは使用されている。