UltraMonkey-L7プロジェクトは10月19日、オープンソースのLayer-7ロードバランサ「UltraMonkey-L7」の、初のメジャーバージョンをリリースした。
UltraMonkey-L7は、OSI7階層モデルの第4層(Layer4)までの情報に基づいた負荷分散ソリューション「UltraMonkey」を応用して、第7層(Layer7)までの情報に基づいた負荷分散機能を実現するためのプロジェクト。
「UltraMonkey-L7 1.0.0」のリリースにおける変更点は以下のとおり。
- GLibを1.2から2.0に変更した
- イベント管理にepoll(ET)を採用した
- recv、sendをノンブロッキングモードに変更した
- リスト走査をハッシュリストに変更した
- QoSに対応した
- 重み付きラウンドロビンスケジューラーを新しく追加した
- リアルサーバーに重みを掛けられるようになった
- その他、バグを修正をした