三菱東京UFJ銀行、監視カメラとICタグをひも付けた文書管理システムを導入

田中好伸(編集部)

2007-10-25 20:43

 三菱電機は10月25日、情報システム部門が取り扱う文書の持ち出し監視などを行うシステムを三菱東京UFJ銀行が導入し、10月29日から本格運用を開始する見込みであることを発表した。

 三菱東京UFJ銀行が導入したのは「文書持ち出し監視/ドキュメント棚卸システム」。このシステムは、文書ごとにICタグを貼り付けて、文書の利用が許可されているエリア以外への持ち出しを、エリアの出入り口となるゲートで検知、監視カメラで記録すると同時に、不正な持ち出しを検知すると警報を鳴らすというものになる。

 同システムでは、読み取り距離を長く取れるUHF帯のRFIDを採用。管理対象となるすべての文書に、シールタイプのICタグを貼り付け、RFIDリーダが文書を識別する。ゲートでは監視カメラが常時撮影しており、ゲート通過時に検出したICタグ管理データと監視カメラの画像をひも付けて記録する。記録したデータと画像から、いつ、何が持ち出されたのか状況を検索できるようになっている。

 今回のシステムでは、数十万枚のICタグが管理でき、検知するゲートは49カ所、リーダ/ライタは70台以上、ICタグと交信するアンテナは170台以上となっている。

 同行のシステム部では、数十万枚の文書類を管理しており、不正持ち出し管理の負荷が大きいために、厳密な管理レベルを維持しながら、効率的に監視する仕組みを構築することが課題となっていた。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]