PgFoundryは11月21日、PostgreSQL専用のミドルウェア「pgpool-II」の新バージョン「pgpool-II 2.0.1」をリリースした。ライセンスはBSDライセンス。今回のリリースは、11月16日にリリースされた「pgpool-II 2.0」に致命的なバグが混入していたため。
オープンソースのミドルウェア「pgpool-II」は、コネクションプール機能、レプリケーション機能、負荷分散機能などを実現することができる。また、複数のPostgreSQLサーバーに対して、並列に問い合わせを実行するいわゆる「パラレルクエリ」の処理が可能となり、大容量のテーブルへの検索の高速化が実現可能となる。
「pgpool-II 2.0.1」での変更点は、UPDATEもしくはDELETEを実行するとプロセスがダウンする不具合の修正と、master_slaveをtrueに設定している場合、SQL構文エラーを検知した時にマスタにのみそのクエリを送信するようにした点となる。