フォトレポート：ニューヨークの新Apple Store開店--アップルファンが大行列 - 4/4

文：Caroline McCarthy（Special to CNET News.com）翻訳校正：編集部

2007-12-10 12:43

　ここはニューヨークの西14番街ミートパッキング地区。米国東部標準時間の12月6日は、凍てつくような寒さのうえに雪まで降り始めた。だが午後6時にオープンするApple Storeの前には、午後2時30分の時点で、数百人の長い行列ができていた。開店まで数時間あるというのに、約600人が並んでいたと見る人もいる。列の先頭の高校生は、なんと午前1時に並び始めた。これは間違いではない。午前3時半か4時までには、もっと多くの人々が行列に加わり始めたと、彼はCNET News.comに対して話している。しかしながら、本格的に行列ができ始めたのは、午後の早い時間帯だ。この地域の一部の学校は金曜日に早目に終わるため、学生たちにとっては、金曜日の午後から週末を迎えることになる。さらに大人のAppleファンは、凍てつく寒さの中で並ぶため、仕事を早く切り上げた。

　長い行列ができるローンチイベントでは、いつも目にしてきたが、行列に並ぶ多くの人々が、友人と一緒に“タッグを組んで”、1人が待っている間に、別の友人はコーヒーや食べ物を買いに行ったり、ちょっと休憩するために屋内のスペースへと出向いたりする。一方、寒がる行列の人々を相手に、一役買った地元の会社もある。近所のチェルシーマーケットのショッピングセンターにある「T Salon」は、行列に並ぶ人々皆に無料でチャイを振る舞った。それから、こんなものも見つけた。道を隔てた向かいのビルの「Comix Bar」では、Apple Store開店を祝って、リンゴマティーニが通常の半額になるサービスタイムが設けられた。Jobs & Co.のAppleが、ご近所でも大歓迎とは喜ばしいことだ。

向かいのビルのバーではリンゴマティーニが通常の半額に。（提供：Caroline McCarthy/CNET News.com）