DRMの終焉を祝う
またTorvalds氏は、デジタル著作権管理(DRM)技術によって保護されている楽曲が終焉を迎えたように見えることを嬉しく思うと語った。Torvalds氏は2007年に行われたインタビューの中で、DRMは「全くナンセンスだ」と語っていた。現在、同氏の当時のコメントは正しかったことが徐々に証明されつつある。
「私の主張の正当性をいくらかは立証できたと思う。DRMはあまりに消費者の利益に反しており、DRMがこれまで本当に成功しているとは思えない」(Torvalds氏)
Torvalds氏がコメントするわずか数週間前、Sony BMGはコピー防止技術を一切施していない楽曲の販売を開始すると発表した。また、EMI、Warner Music Group、UniversalもすでにDRM技術の使用を停止し始めている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ