3.「run_time_permissions ()」イベント
「run_time_permissions ()」イベントは下図のようになっている。
このイベントは、日本語版LSL Wikiによれば、「『agent(バイクに乗ってきたアバター)』に対し『llRequestPermissions』を利用してパーミッションのリクエストをした場合に呼ばれる」と定義されている。さらに詳細をLSL Wikiで見てみると下図のようになっている。
上図のように、「(integer perm)」部分には赤枠内にある「PERMISSION_TRIGGER_ANIMATION」や「PERMISSION_TAKE_CONTROLS」が入るのだが、この2つの定数は入力しなくても自動的に有効になるようだ。つまり、アニメーションやコントロールを有効にしたいときには、下図のような構文を書き、「run_time_permissions()」イベント内の「////」部分に実行文を入れるだけでよい。
許可をもらい、与える「llRequestPermissions」
つまり、「run_time_permissions ()」イベントは、前項で述べたその定義から、関数「llRequestPermissions」の後に呼び出されて実行される。そして、このイベント内で何を実行するのかというと、「llStartAnimation()」と「llTakeControls()」が実行されることになる。