XMLコンソーシアムは7月8日、国内におけるXML技術の利用状況について、コンソーシアムの会員企業を対象に調査した結果を「XML利用実態俯瞰図−第1版」としてまとめ、同コンソーシアムのウェブサイトで公開した。
この調査は、XML1.0勧告以来の10年間に、XMLが実社会においてどのように利用されるようになったかの実態把握を目的としたもの。個々のケースでのXMLの利用実態をアンケート調査するとともに、「業種と業務」「サービスコンポーネント参照モデル」「XML技術」の3つの層での関連性を示しており、国内におけるXML利用の大まかな現状と傾向を俯瞰できる。
第1版における調査対象はコンソーシアムの会員企業のみだが、今後XMLコンソーシアムでは、調査対象を会員外にも拡大し、「XML利用実態俯瞰図」の継続的な更新を行っていく予定という。