“快適さ”よりも“エコ”重視!--コクヨが作った究極の「エコオフィス」を見てきた - 14/21

柴田克己(編集部)

2008-11-20 21:01

 コクヨは11月20日、オフィスにおけるCO2排出量を削減するとともに、従業員が環境を意識しつつ創造性、生産性を高めることを目指した実験オフィス「エコライブオフィス品川」を、コクヨ東京ショールーム内に開設した。設置場所はショールーム内だが、ここでは約140名の同社営業部員とファニチャー開発部員が実際に仕事を行っているという。コクヨによれば、「オフィスの快適性よりも環境負荷の軽減を重視して、環境に配慮した新たなワークスタイルを取り入れた実験オフィス」とのことで、随所に徹底した環境配慮の工夫がなされている。写真は、エコライブオフィスの一部。一見、オープンな休憩スペースのようだが……。
 ワーク・エリアでは、フリースペース制が導入されている。スタッフは「DARTS」と名付けられた「座席アシストシステム」を使って座席を確保するのだが、ここにも面白いアイデアが。座席を使いたい人は、仕事の内容と利用時間だけを指定でき、実際の場所はシステムが自動で決定する。これは、同じ時間に仕事をする人を、比較的近くに寄せて配置することで、フロア全体の照明による電力消費を削減するのと同時に、普段あまり交流のないスタッフとのコミュニケーションのきっかけ作りを意図しているという。まさに「ダーツゲーム」のような偶発性をはらんだ座席決定システムである。ちなみに、同じ場所を続けて確保できるのは2時間まで。これは、人が集中して連続で作業できる時間の限界という。このシステムにより、個人に仕事におけるタイムマネジメントの意識も持ってほしいとのこと。

 ワーク・エリアでは、フリースペース制が導入されている。スタッフは「DARTS」と名付けられた「座席アシストシステム」を使って座席を確保するのだが、ここにも面白いアイデアが。座席を使いたい人は、仕事の内容と利用時間だけを指定でき、実際の場所はシステムが自動で決定する。これは、同じ時間に仕事をする人を、比較的近くに寄せて配置することで、フロア全体の照明による電力消費を削減するのと同時に、普段あまり交流のないスタッフとのコミュニケーションのきっかけ作りを意図しているという。まさに「ダーツゲーム」のような偶発性をはらんだ座席決定システムである。ちなみに、同じ場所を続けて確保できるのは2時間まで。これは、人が集中して連続で作業できる時間の限界という。このシステムにより、個人に仕事におけるタイムマネジメントの意識も持ってほしいとのこと。

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