マイクロソフトは世界で5番目にスパムに優しいISP

文:Ryan Naraine(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:石橋啓一郎

2008-11-25 08:22

 スパム業者はMicrosoftのオンラインサービスを悪用している。その水準はスパム対策を行っている非営利組織が、Microsoftを世界でスパムに優しいISPのワースト5位に挙げるまでになっている。

 Spamhaus.orgが作成している世界のスパムネットワークの上位リストの最新情報では、Microsoftを5位としており、その理由として電子メールによるナイジェリア詐欺などに関する26件の「既知のスパム関連問題」を挙げている。以下にスクリーンショットを示す。

spamhaus.orgのスパムISPリスト

 Spamhausのコメントが、Microsoftの問題を明らかにしている。

  • 何ヶ月もLifeFileStoreの悪用が続いているが、それを止めようとする動きはほとんど見られない。
  • livefilestore.comは何万件もハックされている。
  • spaces.live.comがスパム業者に使用され、悪用されている。
  • 「Pump and Dump」スパム(株価操作詐欺スパム)がHotmailによって匿名化されている。

 Security FixのBrian Krebs氏がこの話題について最初に報じた

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    マンガで解説!情シスが悩む「Microsoft 365/Copilot」の有効活用に役立つ支援策

  2. 運用管理

    データベース管理の課題を一挙に解決!効率化と柔軟性を両立する新しいアプローチとは

  3. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  4. セキュリティ

    セキュリティに対する意識や対策状況の違いが浮き彫り--日米豪における情報セキュリティの実態を調査

  5. ビジネスアプリケーション

    AIエージェントの課題に対応、生成AIの活用を推進するための5つのデータガバナンス戦略

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]