編集部からのお知らせ
ZDNet Japanが新しくなりました!
New! 懸念高まる産業機器のセキュリティ

大企業がスパム対策に求めるのは高検知率と低誤検知--シマンテック調査

大川淳

2009-04-22 20:20

 シマンテックは、国内企業のスパムメール対策についての調査結果を発表した。スパムメール対策の導入がここ数年で急速に進んでいることが明らかになっている。

 この調査は企業内のネットワーク管理業務従事者を対象に、ウェブを通じた自記式アンケートの形式で2009年3月に実施された。有効回答数は459件。なお、シマンテックでは企業規模別に、従業員数1000人以上を「Enterprise(E)」、100〜1000人未満を「Mid Market(Mid)」、100人未満を「Small Business(Small)」と分類している。

急速に導入が進んだスパム対策、その背景とは

 電子メールの受信数は1社あたり1日平均で11万1450通だったが、これは過去2〜3年でそれほどの変動はないという。ただし、規模別ではSmallでは1日3234通、Midは6万9191通、Eは30万3453通で極めて大きな差がある。

 電子メール関連のソリューション導入率では、ウイルス対策は92.6%と最も高く、スパムメール対策は71.2%で2番目に高い。しかし、コンテンツフィルタリングは38.1%、データの暗号化は25.5%、検疫ネットワークは25.1%、メールデータのアーカイブおよび管理が31.4%などとなっている。

 同社が調査を開始した2005年からの流れをみると、スパム対策は2005年には39.3%であり導入率が急速に上昇している。この間スパムが増勢の一途をたどり、その害悪もいっそう拡大していることを物語っている。

スパム対策の導入率。急速に進んだことがわかる(画像をクリックすると拡大します) スパム対策の導入率。急速に進んだことがわかる(画像をクリックすると拡大します)

受信メールの3分の1を占めるスパム

金野隆氏 金野隆氏

 受信メール全体に占めるスパムの比率は平均で31%だ。規模別でもSmallが26%、Mid、Eいずれも33%で、それほど顕著な差はない。

 スパムに対してすでに十分な対策がされているとの認識を示したのは全体平均で53.2%だが、規模別ではSmallが32.5%、Midが55%、Eは76%で、大きく異なる結果となっている。

 これは「受信メール全体の数からみて、SmallやMidは依然、手作業でも対応できる段階かもしれない」(シマンテック ソリューション&プロダクトマーケティング部 プロダクトマーケティングマネージャ 金野隆氏)といった面もあるが、潜在的な需要がまだまだあるともいえよう。

スパム対策導入で重視する点は

 さまざまなツール、施策があるスパム対策を導入するにあたり、これらの企業が重視する点(複数回答)は、やはり規模別で傾向が異なっている。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

Special PR

特集

CIO

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    コスト削減&拡張性も、堅牢なセキュリティ&規制も同時に手に入れる方法、教えます

  2. 経営

    サブスクビジネスのカギはCX! ITIL準拠のツールをこう使え

  3. クラウドコンピューティング

    “偽クラウド”のERP使っていませんか?多くの企業のITリーダーの生の声から学ぶ

  4. クラウドコンピューティング

    RPA本格展開のカギは?「RPA導入実態調査レポート」が示す活用の道筋

  5. セキュリティ

    RPA導入時に見落とされがちな“エンタープライズレベルのセキュリティ”を紐解く

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]