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「ちょっとお茶しない?」が事業化へ--「あったらいいな」を実現する企業:リクルートエージェント - (page 2)

遠竹智寿子

2009-07-07 08:00

楽しくて元気になれる場所

 現在の「ちゑや」の具体的な活動内容には、次のようなものがあります。

「ちゑや」ライブ活動--対面の場

  • ようこそ先輩: ランチタイムを利用して、1回に7〜8人程度が集まり、部長、課長クラスの先輩たちから「ダメダメだった若手時代の話」を中心に、仕事のノウハウなどを聞く。

  • 海老原塾&無手勝塾: 人気漫画「エンゼルバンク」に、カリスマ転職エージェントとして登場する「海老沢」のモデルとなった海老原嗣生氏をスピーカーとして招き、体験型「学びの場」を設けて、ケーススタディごとにテクニックを学ぶ。これまで東京、名古屋、京都、大阪などを含め20回以上開催し、その都度40〜100名近くが参加している。

  • スペシャルライブ: 社員に広い視野を持ってもらうことを目的に、ザ・リッツ・カールトンの日本支社長や元F1の総監督など、社外から著名人を講師として招き、その分野におけるエッセンスやノウハウを伝授してもらう。

  • よろず茶屋: 同じ趣味や興味を持つ社員が集まる場。普段知り合う機会のない社内の人材をつなぐために不定期で開催される従業員懇親会「夜会」や、15人程度が集まって行われる「ココロとカラダの元気術(ヨガの呼吸法を用い自分を取り戻す時間)」などがある。

非ライブ活動--オンラインなどを利用した対面以外での場

  • 社内オンライン上に「ちゑや」のホームページとブログを開設し、イベント告知や開催後の様子を伝える。

  • DVDレンタルで、参加できなかった社員のためにライブ活動の様子を視聴可能にしている。

ライブイベント「ちゑや」ライブイベントの様子

 社内での懇親会やヨガレッスンなど、趣味の集まりを具体例として挙げましたが、コミュニケーションの活性化のために同様の試みを行っている企業は決して珍しくはありません。では、「ちゑや」の試みは、どのような点が特徴的なのでしょうか。

 「例えば『ようこそ先輩』は、先輩の表面的な功績ではなく人間的な魅力を伝えたいという思いがあって始めたことです。勉強会と称して成功例ばかりを聞くのでは正しすぎて面白くありません。失敗談やカミングアウト的な話を聞くことで、安心感や頑張ろうという気持ちになるのではないか、と考えました」と中村さんは話します。

 「心掛けているのは、楽しくて怪しいイベントです(笑)。新入社員から経営人までの間に階層ができてしまい、その距離が遠くなればなるほど会話の機会が減ってしまう。会話の場となるための『ちゑや』ですから、聞きたいことを聞きやすくする場となることが大切です」

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