オービックビジネスコンサルタント(OBC)は8月6日、基幹業務パッケージシステム「奉行シリーズ」の中堅中小企業(SMB)向けラインアップ「奉行iシリーズ」10製品を発表した。Microsoftの次期OS「Windows 7」と「Windows Server 2008 R2」に対応しており、9月28日に販売を開始する。
奉行iシリーズは、年商50億円までの中堅中小企業向けを対象にした基幹業務パッケージソフトウェア。新機能としては、ユーザー専用のページを自動で表示する「奉行iメニュー」を用意し、保守契約状況やサポートセンターへの問い合わせ状況などをリアルタイムで自動表示する。また、2010年度に施行される改正労働基準法など、各種の法改正や税制改正などへの対応方法を通知する「OBCメッセージセンター」機能を搭載。加えて、業務業種に特化したソリューションとして、「OFFICE BANK」「奉行Solutions」「奉行オプション」といったパッケージも提供する。
新製品のラインアップは、財務会計システムの「勘定奉行i」、固定資産管理システムの「償却奉行i」、人事や給与、勤怠システムの「人事奉行i」「給与奉行i」「就業奉行i」「法定調書奉行i」、販売と仕入、在庫システムの「商奉行i」「蔵奉行i」、申告書作成システム「申告奉行i」。
参考価格は、デスクトップ版の「勘定奉行i」が21万円、ネットワーク対応版の「勘定奉行i NETWORK Edition」が109万2000円。