アシストは10月29日、サービスデスク支援ツール「HP Service Manager software」(日本HP提供)と統合運用管理ツール「JP1」(日立製作所提供)の「資産・配布管理」機能を連携させるための構成管理情報連携キット「Configuration Itemコネクタ」(CIコネクタ)の提供を開始したことを発表した。
CIコネクタを導入すれば、JP1で収集した構成管理情報をHP Service ManagerのUniversal CMDB(UCMDB)に反映することが可能になる。インシデント情報や変更管理情報、構成管理情報などをUCMDBに一元化し、システム環境と同期化された構成管理情報をインシデント管理機能や変更管理機能などの管理画面からリアルタイムに確認できるようになり、実態に即したIT資産管理、構成管理が実現できるとしている。税別価格は64万8000円となっている。
ソフトウェア情報や機器情報などに代表されるIT資産情報は、初期導入時には収集されても、常に最新の状態に保つための作業負荷が高いことから次第にシステムの実態にそぐわなくなってしまうケースが多く見られる。また、IT資産管理ツールなどでIT資産の状況把握を自動化している場合でも、IT資産個々の管理にとどまり、IT資産間の関連性や付随するドキュメントやマニュアルなどのIT関連資産とひも付けるような構成管理にまで発展させることも負荷の高い作業になっている。
さらに、IT資産管理情報とインシデント管理の機能が連動すれば、システム上でのインシデント発生時に、関連する機器情報の最新構成がすぐに確認でき、障害に迅速に対応することができたり、関連するソフトウェアや機器類に発生しうるインシデントに事前に対処を施すような予防措置的運用管理体制を実現できる。IT資産管理情報とインシデント管理機能が連動していない状況では、そうした対応は不可能だ。
こうした背景と、システム内に散在する運用管理情報を有効活用したいという企業からの要望に応え、アシストでは、これまでの製品ノウハウを駆使して、運用管理ツールと連動した構成管理環境を低工数、早期に構築できるCIコネクタを準備したとしている。
アシストは、HP Service ManagerとJP1との連携を可能にする「HP Service Manager バリュー・キット」として「インシデント・コネクタ」を7月から提供している。今回のCIコネクタは、バリュー・キットの第2弾となる。