富士通システムソリューションズ(Fsol)は11月12日、シンクライアント技術を利用したリモートアクセス環境を低価格、短期間で構築する「WebSERVE/リモートシンクライアント構築サービス」の提供を開始した。
これまでのシンクライアント導入、リモートアクセス環境導入の実績を集約して、最短で1週間での導入が可能としている。安価なシンクライアントを利用して、従来に比べて半分の費用で導入できるという。
シンクライアントを利用することで、端末にはデータを保存できない。通信を暗号化することで、安心安全な環境下で社内リソースを利用できるとしている。今回提供されるサービスは、生体認証システムとの組み合わせが可能。端末の紛失、盗難時にも正規の利用者以外はアクセスすることができない。
今回のサービスには、シンクライアント用サーバ、VPN装置、ユーザーライセンス(最低限5ユーザーから)、システム環境の設計、構築、操作教育などが含まれる。シンクライアント用ソフトが税別価格20万円から、環境構築作業費が30万円から。別途ハードウェア費用、工事費、保守費などがかかる。