CTCLS、アサヒビールの分析情報管理システムを構築

田中好伸(編集部) 2009年12月17日 16時55分

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 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)グループのシーティーシー・ラボラトリーシステムズ(CTCLS)は12月16日、アサヒビールの酒類開発研究所ビール開発部に分析情報管理システムを構築したことを発表した。今回のシステムは、米STARLIMSのラボラトリ情報管理システム(Laboratory Information Management System:LIMS)「STARLIMS V10」を中心にしている。

 さまざまな消費者の嗜好に応えるためビール類の新商品を開発するビール開発部は、必要な麦芽やホップなど原料の酒類の配合、酵母の選択、発酵の温度、時間の管理といった発酵条件など、数多くの組み合わせの中から最適なものを見いだすためにさまざまな試験や分析を繰り返すという。同時に試験や分析のスケジュール管理、試験結果のまとめなど膨大なデータを管理する必要があるともいう。

 ビール開発部では、試験醸造設備増設に伴ってデータ管理業務の効率化を図るとともに、研究者の負荷を軽減できる業務支援システムの構築を必要としていた。その中でビール開発部は、STARLIMSを中心にした分析情報管理システムに至っている。

 構築された分析情報管理システムにより、ビール開発部で行われる各種分析、試験結果の記録、スケジュール管理が容易になるという。分析機器からのデータ連携でデータ入力作業の削減に貢献しているとしている。また分析サンプルや試薬などの管理から分析機器の定期点検などのスケジュールまで、分析にかかわる管理業務を一元管理することで、総合的に支援するという。

 CTCLSは、STARLIMS製品を重点製品と位置付けて、これまで得意としてきた製薬だけでなく飲料や食品、化学などの分析、品質管理の分野を対象にしてビジネスを強化していくとしている。

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