インターネットイニシアティブ(IIJ)は2月22日、メールセキュリティ製品「IIJセキュアMXサービス」において、メールの送信を一時的に保留する機能を基本機能に追加した。
IIJセキュアMXサービスのゲートウェイサーバ上で、ユーザーが送信したすべてのメールを一定時間保留する。メールの宛先、表題や送信予定時刻などの情報が記載された保留通知が送信者に自動送付され、利用者はメールの送信先が正しいかどうかを再確認できる。これにより、メールが誤った宛先に送信されることを防ぐ。
保留通知には、送信メールを操作する専用サイトのURLが記載される。意図していない宛先にメールを送ろうとしていたことがわかった場合は、そのサイトから送信を取り消せる。サイト上から保留メールを即時に送信することも可能だ。
保留時間は管理者が自由に設定できる。また、設定した保留時間を経過した場合に、保留メールを自動的に送信する、もしくは削除するという設定ができる。削除設定した場合は、保留時間内に利用者がサイト上で送信操作をする必要があるため、メール送信先の二重確認を義務付けられるとしている。