SCSと日本技芸、日本企業向けに「Googleカレンダー」の機能を拡張するサービスを提供開始

富永恭子(ロビンソン)

2010-04-27 07:00

 住商情報システム(SCS)と日本技芸は4月26日、「Google Apps Premier Edition(Google Apps)」の主要機能のひとつであるGoogleカレンダーの拡張サービスを共同開発し、4月から提供を開始したと発表した。

 この拡張サービスは、いずれもGoogle Appsの販売代理店および開発パートナーであるSCSと日本技芸が、「コストパフォーマンスの高いGoogle Appsを『より使いやすく』『より身近に』」というコンセプトのもとで開発したものという。企業の組織体系と連携した個人およびグループ(部署)単位でスケジュールを閲覧することができるほか、ユーザー企業の営業時間に合わせたスケジュール表示や、設備や会議室と組織グループを分けた表示機能などを実現している。利用者の視点に立ったユーザーインターフェース設計により、日本企業の組織体系に適した形に再デザインしているという。拡張機能の実装にあたっては、Google App Engineを活用している。

 このGoogleカレンダー拡張サービスの導入にあたっては、Google Apps Premier Editionの契約が前提となる。Google Appsのライセンス料を除き、1アカウントあたり月額105円で、拡張サービスの利用が可能だ。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]