NTTデータ、独子会社通じて英企業買収--SAPビジネス強化狙う

冨田秀継(編集部) 2010年08月09日 16時31分

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 NTTデータは8月9日、子会社の独itelligenceが英国のChelford SAP Solutionsの全発行済み株式を取得したと発表した。Chelford SAP Solutionsの親会社Solarsoftからitelligenceが株式を譲り受けるかたちで吸収するが、NTTデータによる事実上の買収となる。買収金額は非公開。

 従業員60人、2009年度の売上高が100万ポンド(日本円で13億5000万円)というChelford SAP Solutionsは、主にSAP製品のコンサルティングや保守サポートを手がける。業種カットでは卸売と流通、消費財、製造に強みを、ITカットではERPやSCM、BI領域に強みを持ち、主として英国の中堅企業向けに事業を展開しているという。

 NTTデータは、業種特有のノウハウやスペシャリストをitelligenceに吸収させ、英国でのSAPビジネスを強化したい考え。今後、Chelfordの2カ所のオフィスをitelligenceの英国拠点に統合させることも予定している。

 NTTデータは近年、グローバルでのカバレッジ拡大と強化を目的に、国内外でM&Aを実施している。この4月以降でも、中国の上海晋恒軟件有限公司(現上海恩梯梯数据晋恒軟件有限公司(上海NTTデータシナジーソフトウェア有限会社)、金融向けSI)、米RPF Consulting(SAPビジネス)、シンガポールのApex Systems(損害保険、再保険会社向けサービス)、米Intelligroup(SAPおよびOracleビジネス)、米Cue Data Services(IT人材派遣)を買収している。

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