NEC、ギガビット対応のスタッカブルスイッチ新製品を発売--従来と同価格帯で高機能化

ZDNet Japan Staff

2010-08-23 15:57

 NECは8月23日、ギガビットイーサネットスタッカブルレイヤ2スイッチ「UNIVERGE QX-S5200シリーズ」の販売を開始した。

 新製品は、1Gbps対応ポートを48ポート搭載した「UNIVERGE QX-S5250P」(QX-S5250P)と24ポート搭載した「UNIVERGE QX-S5226P」(QX-S5226P)の2機種。いずれも複数台のスイッチを1台のスイッチとして運用できるスタック接続が可能となっている。両製品とも、4台までのスタックが可能で、QX-S5250Pは最大192ポート、QX-S5226Pは96ポートまで増設できる。

 また、両機種ともにリングプロトコル機能を搭載しており、障害発生時の経路切り替えに要する時間が従来のレイヤ2スイッチ「UNIVERGE QX-S5100シリーズ」の約30秒から約0.2秒(約150分の1)へ大幅に短縮されているという。さらに、IETFのプロトコルであるsFlowに対応しており、リアルタイムでトラフィック状態をモニタリングできる。外部からネットワーク攻撃を受けた際の迅速な検知やネットワーク内のトラフィック量の常時把握が可能という。

 税別希望小売価格は、QX-S5226Pが35万8000円、QX-S5250Pが62万8000円。NECでは、新製品を企業、官公庁などに向けて拡販し、UNIVERGE QXシリーズ全体で今後3年間で20万台の販売を目指すとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    ISMSとPマークは何が違うのか--第三者認証取得を目指す企業が最初に理解すべきこと

  2. セキュリティ

    情報セキュリティに対する懸念を解消、「ISMS認証」取得の検討から審査当日までのTo Doリスト

  3. 運用管理

    IT管理者ほど見落としがちな「Chrome」設定--ニーズに沿った更新制御も可能に

  4. セキュリティ

    シャドーITも見逃さない!複雑化する企業資産をさまざまな脅威から守る新たなアプローチ「EASM」とは

  5. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]