NTTデータグループ3社と日本オラクルがデータベースセキュリティ分野で協業

田中好伸(編集部)

2010-10-18 14:00

 NTTデータグループ3社と日本オラクルは10月18日、データベース(DB)セキュリティで協業し、NTTデータ・セキュリティが提供する「PCI DSSトータルサービス」のメニューとして「DBセキュリティアセスメントサービス」を11月1日から提供することを発表した。

 NTTデータ・セキュリティのほか、NTTデータ先端技術とNTTデータが協業に参加する。PCI DSSトータルサービスは、NTTデータ・セキュリティがクレジットカード情報を取り扱う企業向けに提供しているサービス。クレジットカード業界が策定したセキュリティ対策基準「PCI DSS」を中心にした、セキュリティ対策の質を向上させるためのものだ。

 11月1日から提供されるDBセキュリティアセスメントサービスはNTTデータ先端技術が提供する。同時にNTTデータ先端技術では、「データ暗号化」や「アクセス制御強化」などオラクルの製品を活用したソリューションの提案も行い、日本オラクルは製品提供と技術的な支援をNTTデータグループに対して提供する。

 DBセキュリティアセスメントサービスは、これまで情報保護の重要な役割を担いながら軽視されてきたDB自身のセキュリティ対策に踏み込み、課題を洗い出すことで、十分な対策が取れずにリスクを抱えていたDB管理者やDBサービス提供者の負担を軽減できるという。また、NTTデータグループが提供するクラウドサービス「BizXaaS」の運用管理サービスメニューにも組み入れて展開していく予定としている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

関連記事

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  2. セキュリティ

    2025年はクラウドを標的にする攻撃が増加!?調査レポートに見る、今後警戒すべき攻撃トレンド

  3. ビジネスアプリケーション

    業務マニュアル作成の課題を一気に解決へ─AIが実現する確認と修正だけで完了する新たなアプローチ

  4. 経営

    プロが教える“使える業務マニュアル”--作成・運用を実現する3つのポイント

  5. セキュリティ

    Microsoft Copilot for Security--DXをまい進する三井物産が選んだ理由

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]