NECは1月24日、タイトーと共同で、タイトーが運営しているアミューズメント施設において、NEC製マルチサービスターミナルとタイトーのウェブサイトとを連携した新サービスの実証実験を開始すると発表した。
対象となる施設は、東京都のタイトーステーション浅草店、青森県のアムゼ、福岡県のタイトーステーション福岡天神店の計3店舗。実験期間は1月24日より、3月末日までを予定している。
今回の実験では、マルチサービスターミナルの液晶タッチパネルモニタ上で、広告やキャンペーンなど、複数パターンの告知を行ってアミューズメント施設における新たなCRMサービスの可能性を検討するほか、マルチサービスターミナルからおサイフケータイに広告やキャンペーンなどに連携した専用ウェブサイトのURLを送信し、集客効果の測定などを行うという。
タイトーではこの実験により、CRMサービスの有効性および施設利用者の利便性向上のための施策を検証するとしている。NECでは今後、マルチサービスターミナルの拡販を進め、CRMサービスの提供と電子マネー決済対応を通じて消費者の利便性向上に貢献していくとしている。