米国の調査会社IDCがスマートフォンOSの市場シェアに関する予測を発表し、大きな話題となっている。その理由をグラフで示してみよう。
次の2つの画像は、スマートフォンOSの市場シェアに関するグラフだ。一目瞭然なのはAndroidの躍進だが、一見して目を疑うのはWindows Phone 7およびWindows Mobileの躍進だ。
IDCでは、Symbianの市場シェアは20.9%から0.2%へと劇的に落ち込み、同じ20.9%のシェアをMicrosoft製のOSが占めると予測している。その材料として挙げられているのが、2月に発表されたMicrosoftとNokiaの提携だ。
次の画像は、2011年から2015年の市場シェアの変化をグラフにしてみたもの。ただし、実際はグラフのようになだらかに変化しないと考えられる。イメージ画像として参考にしてほしい。
以上を踏まえ、年平均成長率(CAGR)をグラフにしたのが次の画像だ。
OS | 2011年シェア | 2015年シェア | 年平均成長率 |
---|---|---|---|
Android | 39.5% | 45.4% | 23.8% |
BlackBerry | 14.9% | 13.7% | 17.1% |
iOS | 15.7% | 15.3% | 18.8% |
Symbian | 20.9% | 0.2% | -65.0% |
WP7/WM | 5.5% | 20.9% | 67.1% |
Others | 3.5% | 4.6% | 28.0% |
合計 | 100.0% | 100.0% | 19.6% |
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