編集部からのお知らせ
解説集:台頭するロボット市場のいま
解説集:データ活用で考えるデータの選び方

起こってからでは遅い--災害に備えて行っておくべき10のこと

Jack Wallen (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2011-12-16 07:30

 災害への備えができていない企業は、立ち直れないほどのダメージを受ける可能性がある。このため、損失を最小限に抑え、迅速な復旧を行うために、以下のティップスを役立ててほしい。

 災害は必ずやってくる。これは、もしも起こったらという話ではなく、実際に起こった時にどうするかという話なのである。人はしばしば「その通り。備えが必要だ」とは言うものの、みんな常日頃から仕事を抱えている。そして、ずっと仕事を抱え続けているため、災害に備えることができず、災害によって大きな損害を被ることになるというわけだ。ただ座して災害を待つのではなく、災害に備えてみてはどうだろうか?そこで、災害に備えるために行っておくべきことを以下に解説する。


Copyright (c) iStockphoto.com/ermingut

#1:性能の高いバックアップバッテリを用意しておく

 災害時にバックアップバッテリがどれだけ役に立つのかって?あなたの疑問はもっともだ。しかし、よく考えてみてほしい。性能の高いバックアップバッテリがあれば、データをすべて失うのではなく、いくらかでも救える場合がある。ここで実際にあった話をしてみよう。最近のことだが、筆者のクライアントの建屋において停電が発生した。状況はあっという間に悪化し、すべてが悲劇的な状況を迎えたかのように見えた。しかし、筆者はリモート接続によってマシンを操作し、間一髪バックアップを取ることに成功した。バックアップバッテリのおかげで、すぐさまシステムにアクセスでき、壊滅的な状況を回避することができたのだった。

#2:夜間にデータのバックアップを取得する

 これは先ほどの項目とともに実施すべきことである。バックアップがなければ、打つ手がないも同然なのだ。つまり、バックアップがないということは、復旧のためのデータもないということを意味するわけである。信頼性の高いバックアップを定期的に作成することが、災害対策として最も重要なことであるのは言うまでもないだろう。また、外部ドライブへのバックアップだけで満足してはいけない。オフサイト環境へのバックアップも行っておく必要がある。データがある限り、復旧の可能性を残すことができる。こういったバックアップを夜間に取得し、翌朝に間違いなく完了していることを確認するようにしてほしい。バックアップという作業は設定だけしておき、後は忘れて構わないというものでは「絶対にない」のである。

#3:フルイメージのバックアップを毎週取得する

 フルイメージでのデータバックアップはとても重要である。なぜだろうか?バックアップ製品によっては、バックアップイメージを取得し、まったく異なったハードウェア上にロードできるようになっている(こういったことはAcronis Backup & RecoveryにAcronis Universal Restoreアドオンを搭載することでも実現できる)。この種の製品を活用することで、迅速に復旧作業を進めることができるはずだ。また、最新のイメージ(少なくとも1週間以内)があることも確認しておいてほしい。さもなければ、使いものにならない大昔のシステムが復旧されることになってしまう。

#4:サーバアプリケーションとクライアントアプリケーションについて文書化しておく

 復旧に際しては、どのシステム上でどういったソフトウェアが稼働しているのかを知っておく必要がある。このため、システム上にインストールされているソフトウェアすべてについて使用状況を調査し、文書化しておいてほしい。実際のところ、各ソフトウェアのバージョンも文書化しておくのがよいだろう。システムについて可能な限り深く知っておき、くれぐれも記憶に頼ることがないようにしてほしい。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

Special PR

特集

CIO

セキュリティ

スペシャル

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]