3.画面キャプチャツール(HyperSnap)
読者はわたしが記事を書いていることを知っているかもしれない。しかも大量に書いている。そしてわたしの仕事には多くの場合、スクリーンショットの撮影が含まれる。わたしはこれまで何年も、Hyperionicsという会社のHyperSnap(図D)と呼ばれるツールを使っている。長年の間、同社はHyperSnapを改善してきており、このツールはこれまでも常に信頼できる画面キャプチャツールだった。今では、Ctrl+Shift+Rで画面の一部をキャプチャするのが習性になっており、考えなくても手が動くようになっている。
最近出たバージョン7までは、すべての新しいリリースが素晴らしいことずくめだった。しかしバージョン7は、少し後戻りしたように感じられる。それでも素晴らしいツールなのだが、使いやすさの一部は失われてしまった。例えば古いバージョンでは、キャプチャした画像を垂直あるいは水平方向に細長く切り取ることが簡単にできた。しかしバージョン7では、インターフェースが修正され、一部の素晴らしい機能を奥に隠してしまった。
とはいえ、それでもわたしはこの製品の大ファンであり、同社がこのツールを作り続ける限り、わたしもアップグレードを続けるだろう。このツールは安価で極めて使いやすく、キャプチャした画像を素早く必要な形に修正できる。
図D HyperSnap
4.ブログツール(Windows Live Writer)
繰り返しになるが、わたしは書き物をすることが多く、そのために様々なツールを使っている。わたしは作業の多くにWordを使っているが、WordPressベースのブログに直接記事を公開することも多い。この目的にWordを使うこともできるが、わたしはMicrosoftが無料で提供しているWindows Live Writer(図E)を使う方がずっと好きだ。Windows Live Writerは、書式を正しく設定し、画像を扱うという作業に向いている。WordPressでは画像の処理が面倒な場合があるが、このツールを使えば簡単に画像を扱える。このおかげで、わたしは仕組みをいじり回すのではなく、内容を作り上げることに集中できる。
Windows Live Writerは、設定も簡単だ。ブログを指定して、認証情報を入力すれば、残りの設定はツールがやってくれる。
図E Windows Live Writerへの新しいブログアカウントの追加
5.Hypervisor(VMware Workstation)
わたしはありとあらゆるものをテストしている。わたしはHyper-Vを使った素晴らしい検証環境を持っているが、デスクトップに入れたVMware Workstationも使う。VMwareは新規リリースの度に、いつもわたしを驚かせてくれる。わたしがWorkstation 8に移行したもっとも大きな理由は、仮想マシンのVT/AMD-vハードウェア仮想化拡張を実現する機能だ。これによって、これらの拡張機能に依存する仮想化環境ソフトウェアでテストを行うことができる。
わたしは、最初期からWorkstationを使っている。VirtualBoxとVirtual PCを含む、他のものもすべて試しているのだが、いつも結局はWorkstationに戻ってきてしまう。Workstationは極めて機能が豊富で、他のものとは違って無料ではないが、その機能はコストを上回る。
図F VMware Workstation 8は、現時点ではデスクトップ用ハイパーバイザーの王様だ
読者が最初にインストールするのは?
読者が必ず入れているアプリケーションのリストは、このリストと重なっていただろうか。新しいWindowsシステムに最初にインストールするツールには、他にどんなものがあるだろうか。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。