通信機器製造のヨコオ、グループウェアとメールをSaaS型に刷新

田中好伸 (編集部)

2012-03-13 14:53

 通信機器などを製造するヨコオはグループウェアとメールシステムをSaaS型に刷新している。サイバーソリューションズが3月13日に発表した。

 ヨコオは約10年前からグループウェアとしてオンプレミス型のものを稼働させていた。リース契約終了に伴い、グループウェアとしてインターネットイニシアティブ(IIJ)が提供するSaaS型グループウェア「IIJ GIOサイボウズ ガルーン SaaS」、サイバーソリューションズが提供するSaaS型メールシステム「CYBERMAIL Σ」を稼働させている。

 ヨコオは、海外生産の比率が8割以上あり、販売拠点も米国から欧州、アジアまでカバーしているが、以前のメールシステムは多言語化に対応していなかった。振り分け機能などもなく、現場からは「操作性のいいメールソフトを使いたい」「業務効率が高まるメールを使いたい」という要望が出ていたという。運用上の課題として、サーバの容量不足から、メールデータを消去して削減するために、クライアントPCにメールデータを保存しておく必要があったとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]