ビッグデータから人は何を知り、どう行動するのか--実証実験開始へ

田中好伸 (編集部) 2012年04月13日 17時42分

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 先端IT活用推進コンソーシアム(AITC)は4月13日、ビッグデータをもとに人々の活動に結びつけるための実証システムを構築するプロジェクト「Project LA(Leads to Action)」を開始することを発表した。結果はプロジェクト終了後に公開するという。

 Project LAは、ITを駆使してビッグデータを処理、分析するだけでなく、一人ひとりに適した行動を促し行動を引き起こす「知識から行動へ」の仕組みを作ることを主眼にしている。AITCが言う「知識から行動へ」の流れは以下の通り。

データ」(Data、基礎的な事実や資料)→「情報」(Information、データを人間が解釈した結果)→「知識」(Knowledge、脳に蓄積され、整理分類された情報)→「行動」(Action、知識を実生活に活かす)

 Project LAで構築する実証システムはビッグデータの中でも(1)ソーシャルメディア上に蓄積されるさまざまな情報、(2)報道機関から発信される情報、(3)公共機関がもつ現在から過去への情報――を中心として活用する。

 個々の情報を扱う“虫の目”、さまざまな視点で個々の情報を集積する“鳥の目”、その変化を追跡する“魚の目”というそれぞれの機能を実装して、個人の日々の行動、災害時の避難や被災回避に役立つようなシステムを構築するという。

 プロジェクトには、気象庁の防災情報XMLをはじめとする防災情報、産業技術総合研究所、消防庁の消防研究センターが協力する。4月20日から開発が始まり、12月には開発が完了する予定。来年の1~3月に実証システムをAITC会員に限定公開してフィードバックを獲得、その後、報告書と実証システムを一般にも公開する。来年9月には最終報告書を公開する予定になっている。

 AITCはNTTデータや日本ユニシス、日立製作所、富士通などが参加している。

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