ドリーム・アーツは5月15日、企業情報ポータル(EIP)型グループウェアの新版となる「INSUITE ver.3.2」の提供を開始した。税別価格は1000ユーザーでポータルライセンスが1ユーザー4600円、グループウェアライセンスが5400円。既存ユーザーのバージョンアップによる費用は無償となっている。
新版では、スマートフォンやタブレットといったスマートデバイスへの対応を強化している。スマートデバイスのアプリからINSUITE内のスケジュールや文書などの業務情報に連携することで、業務の流れに沿って適時必要な情報を引き出し活用できるようになっているという。
ビジネスの現場は変化の速度が増しており、迅速な意思決定が求められている。INSUITE ver.3.2では、意思決定を支援する各種の機能を追加、拡充しており、(1)スマートデバイスAPIの提供、(2)専用アプリ提供サービス、(3)組織世代管理機能の強化――という3つが追加されている。
(1)のスマートデバイスAPIは、社内情報を活用して業務専用アプリを作成できるというもの。ユーザー企業固有の業務スタイルにあわせて作成でき、必要な時に必要な情報を社内で管理されている業務情報から取り出すなど、効率的かつ効果的な情報活用で業務遂行の質と速度の向上を支援できるという。
(2)では、ユーザー企業の業務にあわせた専用アプリを開発、提供する。ユーザー企業の業務にあったアプリでスムーズかつ効果的に業務を遂行できると説明している。(3)は、前版で追加した組織世代管理機能を強化して、より柔軟に運用できるという。組織改編によるメンテナンス負荷を軽減し、市場環境の変化に適合した機動的な組織運営を支えられるとしている。